ながらくご無沙汰いたした。5月23日以来の更新です。
10月、11月の読書会の案内が更新できなかったことにお叱りを受け(笑)―(いや笑ろたらあかんやろ。不謹慎な!)、ひとまずスケジュールのご案内だけでも、とあわてて更新します。
光治良文学を読んでいると「ホッとする」とか「やっぱり帰ってくるとこはココや」「毎日の締めくくりは必ず芹沢文学を読んで……」とおっしゃる先輩読者の方々の感想を、いま、しみじみかみ締めている私も、もうそんな歳になったのかもしれません。
それにしても、少しずつながらでも読み続けていると、小さな発見があって愉しいものです。
先月も、小さいような、でも私なりには大きいような発見をして、少し文章にまとめたいと、前ふり部分のための調べものをするところまでいって、ながらくストップしています。
ゆったりとした気持ちで取り組みたいからですが、そんなことを言っているからなかなか進まず、スケジュールの更新さえも遠のいてしまったのでしょう。
そういえば、今日は記念すべき読書会の20周年でした。
別段かわったことは何もありませんが、まったく自然なかたちで、20年ものあいだ、よき仲間と読み継いでくることができたことは、ほんとうに幸せなことだったと思います。
私ひとりでは、けっしてこれまで読み続けることはしなかったでしょう。これは間違いありません。
そうすることを特に疑うこともなく、なかば習慣のような読書会だったからこそ、いつも何かしら光治良文学に接し続けることができて、かえりみれば何と貴重でゆたな時間をみなさんと共有してこれたのかと、感謝の念でいっぱいです。
この間、草創のメンバーをうしなったことは痛恨のきわみでした(本涙)。私たちは、光治良文学という同じ釜の飯を喰う姉妹兄弟だったのです。
また一緒に語り合いたい! ―― これはかなわぬ夢ですが、いまも素晴しいメンバーたちがつどってくださるので、この先どうなるか、とおくない将来、遠方に行ってしまいそうな仲間もあるようなないような状況ですが、一回一回、みんなで大切に、これからも光治良文学を読んでいきましょう。
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