― しあわせへの道しるべ ― | |
芹沢光治良の文学の世界を ささやかながら ご案内いたします。新本、古本、関連資料も提供いたします。 |
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Serizawa Kojiro
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ローマ法王との個人謁見
以前『死の扉の前で』を小文にまとめた際(*1)に、特筆すべき事がらとして上記のようにとりあげたことがあります。 作品のながれのなかでこの原作部分を読めば、本当に胸にせまるものがあったことを思い出します。 やはり、これは芹沢光治良の筆力がそのようにさせたのだと思いますが、前回(2月27日)の読書会でとりあげた「ローマ法王のメダル」(*2)では、作者自身別のことばではっきりと描写しています。私にとっては、ささやかながら重要な発見ですので、下記に引用しておきます。
他のエッセイでは、敗戦からの復興を精神的な復興をふくめて前向きに取り組もう、という生のメッセージもありました。 この肉声のような覚悟を聴くことができるのが光治良文学の醍醐味ともいえるのではないでしょうか。 今まさに日本の危機はかたちこそちがえ、決して楽観をゆるすものではありません。 私は特定の宗教を信ずるものではありませんが、上記四のローマ法王のお言葉もこの際いただいて、希望と覚悟をもって進んでいきたいと思います。
(*1)『国文学 解釈と鑑賞』別冊「芹沢光治良――世界に発信する福音としての文学」p214(2006年) (*2)『芹沢光治良文学館(12) エッセイ』p416〜 (2011.03.26) |
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※ リンクがはずれている箇所を発見されたら、ご一報くだされば幸いです。(2004.11.04) |