― しあわせへの道しるべ ―

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天野周一氏のこと

 

昨夜(5月22日土曜日 19:00〜20:15)芦屋ラポルテホール(兵庫県芦屋市)で天野周一氏の講演を聴いてきました。

演目は「新!亭主関白のすすめ」〜亭主が変われば日本が変わる!〜

主催は、(社)芦屋青年会議所 です。

 

5月19日(水) のNHKの「あさイチ」だったかでゲゲゲの女房殿が出演され、その日のメインテーマである「夫婦」関連で天野氏も少し登場されたようです。

それが翌々5月21日(金)に、会社でお茶の時間に話題になりました。

3年前に天野氏の『亭主力』を読んでいた私は、氏の言説がいかに世の中の、いや生きることの本質を深くついているかと、それでいてどれほど氏がユーモアにあふれて面白く語るかを熱弁していました。

実際、当時通勤電車のなかで読んだ私は何度も笑いをこらえなければならないハメに陥り、もう無茶苦茶苦労したことを生々しく覚えているからです。本でのこういう面白さは、あとにも先にもこの一冊しかありません(いまのところ)。

で、その熱弁をきいていた同僚が昨日(5月22日土曜日)の午前、たまたま芦屋の街なかで天野氏の講演ポスターを見つけて自宅に電話をくれたので、その夜急遽駆けつけたような次第です。

氏は「全国亭主関白協会」会長なのですが、まず下記を引用しておきましょう。一見してまゆをひそめたくなるような時代錯誤な団体名ですが、ひとの話はよくきかねばなりません。

『全国亭主関白協会』この協会名で随分誤解を受けているらしい。
そもそも亭主関白の本来の意味が知られていないことに原因があると睨んでいる。
歴史を紐解けばすぐわかるが、関白とは、天皇に次ぐ2番目の位。
家庭内ではカミさんが天皇であるから、「関白」とは奥様を補佐する役目。
また、「亭主」とは、お茶を振る舞う人、もてなす人という意味。

つまり、真の『亭主関白』とは、妻をチヤホヤともてなし補佐する役目である。
このことを『新!亭主関白理論』として会長の天野周一が全国に発表した。

http://www.zenteikyou.com/zwhat.html

 

じつは、うちの読書会にも天野会長に負けないくらいの愛妻家がおられ、そのまっとうな正論には心を惹かれ、私もずいぶん影響を受けているのですが、そのおかげで天野会長のお話はびゅんびゅん素直に自分のなかに入ってきます。

とにかく、次から次へといろいろと面白おかしく話をくりだすのです。

その面白さは綾小路きみまろばり。実際参加者の半数は女性で、素直に声にだして笑っているのも圧倒的に女性。

あちらは女性をいじり、こちらは、そうだな、男性も女性もいじるのです(笑)。

そして、ただ面白おかしいだけではなく、生きることの本質をえぐっているのが天野氏の光っているところ。

男女を問わずとにかく実際に何かを読んでみられるといい。面白さがわかります(アマゾンででも検索してください)。

そして、散々笑わせておいて、最後に非常に端的に、しかしそのときは真剣に締める。

 

いやぁ〜、ライブを聴けてほんとうによかった!

 

天野氏は「愛の三原則」として、

ありがとう
をためらわずに言おう

ごめんなさい
を恐れずに言おう

愛してる
を照れずに言おう

 

といっておられます。そして、間髪をいれずに「心は入っていなくていい」と。

心はあとからついてくるからだそうです。

「ありがとう、ごめんなさい、愛してる」。これに「ゆるしてください」を付け加えれば、まったくホ・オポノポノだなぁとも思いました。

心がよりそっていなくてもいい、というところも同じです。


いやいや、光治良文学とはあまり(全然)関係なかったのですが、ひとりでも多くの人に知ってもらいたいいい話しでした……

(2010.05.23)

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