― しあわせへの道しるべ ―

芹沢光治良の文学の世界を ささやかながら ご案内いたします。新本、古本、関連資料も提供いたします。

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芹沢文学に支えられて
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「教祖様」〜慈悲心で生き抜き「神」になった女性〜
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私の『人間の運命』のすすめ
資料・作品コメント ―「思い出すこと」「天蓋のもと」
作品紹介 「グレシャムの法則」
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資料・作品 提供者のコメント

(埼玉県 S・K)

 

 「思い出すこと」について

昭和49年2月から昭和50年5月までに発刊された『芹沢光治良作品集 全16巻』に添付された月報のみをまとめたもの

芹沢光治良文学作品に出会うチャンスは宝くじに当たる確率をも下回る現状を残念に思っています。本当に価値あるものはビジネスの世界と無縁な処に在るというのが私の信念でもあります。

価値あるものに出会うためにはそれを探す意志が必要であり、与えられるものではありません。

しかし、探すにしても道しるべくらいは示されて然るべきでしょう。

芹沢先生の自ら書かれた解説(作品を書かれたいきさつ、作品への思い入れ)を目にして、少なくとも70種の作品名を確認できることと、芹沢作品を誤解なき理解をするためのよすがとしてお役に立てるものと信じています。

 

 「天蓋のもと」について

昭和12年に雑誌「改造」に掲載された短編小説

現代社会は人間が尊重されない風潮を示しています。

先日、TBSテレビの番組で、立花隆さんと筑紫哲也さんの対談が報道されていましたが、その中で、「これからの日本をどのような姿にしていくべきか・日本の文化文明の目標をどこにおくか・日本の進むべきビジョンはどういうことか」等を考える学問が無い。日本の大学の授業にも皆無であるし、そのような教育の機会が無いのが現状である。といったお話がありまして、確然たる思いでしたが、といいますのは、私自身もそのような意識をもっていましたので、教育内容に欠けているものは何なのかという観点は強かったようです。

ただ、人にきちんと理解していただくための教材が無いという思いも現実でしたが、実はあったのです。それが芹沢文学作品です。そして、教育の根幹となる「心根」を養うはじめの一歩的教材が「天蓋のもと」だと思います。

私は仕事柄、販売会社の社長さんに読んでもらいたいとして500部印刷して配布してまわりました。1〜2年たってから御礼の返事がきましたよ。すぐに理解できずとも「心根」に変化を及ぼした効果は絶大なものです。

芹沢文学愛好会のホームページに、作品紹介「天蓋のもと」を掲載させていただきました。全国の読書会での題材に取り上げていただくだけでもよいのでは?とも思っています。

 

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※ リンクがはずれている箇所を発見されたら、ご一報くだされば幸いです。(2004.11.04)