― しあわせへの道しるべ ―

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映画パッション」をみて

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5月10日、映画「パッション」の話題がここに掲示されて(「芹沢光治良文学愛好会」掲示板)ひと月。たてつづけにふたつの発言があって私は大いに興味をもちました。ようやく時間をつくることができて今日みてきました。

私はあまり映画館に出入りしないので全然心得がなかったのですが、上映時間ギリギリに到着して、チケットをもとめる人の列が数百人あることにまず驚きました。このまま帰ろうか、いや今チケットだけ買っておいて出直そうか。でも、その後のスケジュールは建て直しだな。エエイままよ、と最後尾にならびました、こんなことならサッサとならんでおけばよかった(迷ってるあいだに十人分くらい損をした)。

「それにしてもみる映画を問わず一列にならばせるなんて、こんなチケットの販売システムは理不尽だなあ」「きっと、こんなにお客が群がらないのであれば、もっとお客サイドにたった販売システムの構築にしのぎを削るはずなのに」とか「いや、<でも、これがうちのやり方です> と言えるなんて、ある意味うらやましいよなあ〜」などと考えながら本でも読むかとひろげたところ、「11時からのパッションをご覧になるかたぁ〜?」と最後尾までききにきてくれた。「ああ帰らないで、覚悟してならんでよかった」と思い、すぐ入館。100人ほどの小劇場もほぼ満員(ほんとうは、ガラガラだろう、と高をくくっていた)。

しかし、たしかに深く心が揺さぶられる映画でした。書物からの自分のとぼしい想像力と読書力だけではとうてい味わえないものがありました。はっきり言ってみていることはつらいことでした。「もうやめてくれ」と思いました。

でも、嗤いながら容赦せずに拷問をくわえたいやらしいあの人たち。私などは信念ももてず真理の存在にさえ気づかないあちら側にいる人間だな、ということを思いました。

光治良先生が「神シリーズ」でふれていたことを思い出しました。実相の世界での修行のことを想いました。翌朝、光治良先生は朝ごはんのお茶碗がもてなかったと近しい方からききました。嗚呼。

光治良先生の「教祖様」の親様も相当な迫害があったのではないだろうか、そういうことも考えました。そして、日々自分は大自然を裏切っているのではないか? と考えてみると、どどド〜ッと落ち込みました。

[47] 稲生 恵道 [近畿] 2004/06/13(Sun) 21:26

「芹沢光治良文学愛好会」掲示板・発言分

 

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監督
メル・ギブソン

共同脚本

ベネディクト・フィッツジェラルド
メル・ギブソン
製作
メル・ギブソン
ブルース・デイヴィ
スティーヴン・マクヴィーティ
製作総指揮
エンゾ・システィ
撮影
キャレブ・デシャネル
美術
フランチェスコ・フリジェリ
セット・デコレーター
カルロ・ジェルヴァーシ
衣装
マウリツィオ・ミレノッティ
音楽
ジョン・デブニー
特殊メイキャップ&ヴィジュアル効果
キース・ヴァンダーラーン

グレッグ・キャノム
編集
ジョン・ライト
キャスティング
シャイラ・ルバン
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(原題:The Passion Of The Christ)

 

 

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2004.06.13 11:00〜 C-21 1800円
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